ダブルケア世帯の我が家が老後資金に貯蓄型保険を検討したけれど…カギは現在の貯蓄額

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老後資金が2000万円不足する、なんて金融庁が発表して話題になりました。
しかもそれは現在60歳以上の夫婦のことで、それより若い世帯ではもっと足りなくなると…
政府や金融庁はNISAなど投資信託での資産運用を推奨しているようですが、投資信託では元本割れのリスクがある…
そこで貯蓄型保険を検討される方も多いのではないでしょうか?
しかし、いくら老後資金が心配だといっても、目先のお金も必要です。
これから大きくなるお子さんや、介護が必要になるかもしれない親御さんがいるご家庭は特に…。
今回は、もろにそんな世帯の我が家が、貯蓄目的の保険を検討したときの話です。

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そもそも保険で貯蓄するってどういうこと?

保険は銀行預金より金利が高く、投資信託よりリスクが低い?

貯蓄型保険とは

保険期間の満了時に満期保険金を受け取ったり、保険を解約したときに解約返戻金を受け取ったりすることができる保険商品

解約返戻金とは

解約返戻金(かいやくへんれいきん)
保険を解約したときに払い戻されるお金のこと。 掛け捨て保険などではもらえない。
基本的に、早い時期に解約するほど解約返戻金は少ない。

貯蓄というと、ふつうは銀行の普通預金や定期預金を考えますよね。しかし今は超低金利時代。ゆうちょ銀行では定期預金の金利が0.01%、普通預金では0.001%です。これから先、物価が上がっても金利が上がらなければ、実質お金の価値が減ってしまう可能性があります。

いっぽう、お金を増やすというと、投資信託や株式投資などの投資を考えると思います。しかしそれらには必ず「元本割れ」のリスクがありますよね。

元本割れとは

金融商品の価格が変動し、元本( 金融商品の購入・投資に充てた資金の額 )を下回ること

https://www.shiruporuto.jp/public/data/vocabulary/yogo/k/ganpon.html

素人考えですが、この中間をとったのが貯蓄型保険かなと思っています

解約返戻金が掛け金より多くなるまで保険金を払い続ければ、元本は保証される。そしてさらに、長期で保有していれば、解約返戻金が増えてゆく。商品によっては、銀行預金より格段に利率がいいです。

リスクは、解約返戻金の額が掛け金の合計より下回るときに保険を解約すること

そこで、当面は使う予定のないお金を貯蓄型保険に入れてお金を増やし、老後資金に備えるという方法があります。

ダブルケア世帯の我が家に提案された、外貨建ての低解約返戻金型終身保険

ダブルケア(負担の)世帯になりそうな我が家

ダブルケアとは

子育てと介護を同時期に担うこと

私たち夫婦には子どもはいませんが、1歳前後の愛犬が2匹。

小型犬1頭の生涯(約15年前後)にかかるお金は、約400万といわれています。また我が家では、歳をとって大きな病気をしたときのために、1頭につき150万の予算をとっています。

人間の子どもほどではないかもしれませんが、愛犬を飼うのもかなりのお金が必要になります。

また、夫婦それぞれの親は全員70歳以上。妻である私の両親とは、2世帯住宅で上と下に分かれて同居しています。

愛犬たちが育ってゆくここ15年ほどに、親たちの介護が必要になる可能性も高いと思っています。

外貨建ての低解約返戻金型終身保険とは?

そんなある日、お世話になっている信託銀行の担当さんからある保険を勧められました。

外貨(豪ドル)建ての低解約返戻金型終身保険です。

外貨建て保険

契約者が支払った保険料を、保険会社が外貨で運用する商品のことで、年金保険や終身保険など、将来的に保険金や解約返戻金が戻ってくる貯蓄型の保険。
円建て保険よりも高い利回りが期待でき、保険料もやや安い商品が多い。
一方で、外貨を円に戻したときに元本割れをする、手数料が高いというデメリットがある。

https://diamond.jp/articles/-/203347
低解約返戻金型終身保険

終身保険は、死亡保障・高度障害保障が一生続く商品。
低解約返戻金型の終身保険は、保険料払込期間中の解約返戻金額を低くすることで、低解約返戻金型ではない終身保険よりも保険料を抑えることができる。
また、保険料払込期間満了を過ぎると解約返戻率が上昇するという特徴がある。
一方で、保険料払込期間満了前に解約すると、受け取れる解約返戻金は払込保険料の総額を下回る。

https://www.manulife.co.jp/product-category/syushin/column06

我が家に勧められたのは、豪ドル建てで、5年間保険料を払い込むと、それ以降の解約返戻金が増えていくというものでした。

今、豪ドルは安く(2019年7月1日の時点で75.63円)、買い時なのだそうです。

保険担当さん
保険担当さん

これから老齢年金はもっと減らされるだろうから、老後の備えは絶対必要ですよ保険は若いうちに入ったほうが、掛け金が安いのでお得です。

アイコン:Illust AC

たしかに、老後資金は少しでも多く必要ですよね。

以前の記事でも書きましたが、私は自分たちのキャッシュフロー表(生涯にわたるお金の計画表のようなもの)を作っています。

しかしその計画でも、老後資金が足りるかどうかは不透明なんです。

老齢年金の受給額や受給開始年齢が変わる可能性があり、そうすると今の計画では老後資金が足りなくなる可能性は大いにあるからです。

手元に残すお金と将来に備えるお金

とてもいい話だと思ったのですが、我が家はダブルケア(負担の)世帯みたいなもの。愛犬たちと、親たちの介護資金に、手元にもある程度お金を残しておかなければいけないのではないかと思いました。

特に親の介護は、必要になるかどうか、必要になったとしたらどのくらいの期間どのくらいの金額がかかるのか、全く予想はできません。

しかし、自分たちの老後資金も不安…

手元に残さなければいけないお金と、将来に備えるお金。どっちを優先すればいいのか…?

悩んだ私は、まず親のお金状況をチェック! そして、ツテを頼ってある保険会社のライフプランナーさんを紹介してもらい、相談してみることにしました!

お金の基本は、貯蓄>保険>投資!

親の資金状況をチェック!

まずは自分の両親。了解を取り、ふたりの預金通帳から直近1年分の生活費や貯蓄額を割り出し、キャッシュフロー表を作りました!なかなかの蛮行です(笑)

結果は、ふたりとも当面のお金はあるけれど、介護資金となると心もとない状況でした。

また、医療保険は入っているものの、介護保険は入っていませんでした。

いっぽう、夫のご両親ですが…。こちらはさすがに、うちの両親にしたようなことはできません!(笑)

しかし正直、やはり介護資金は期待できないだろうと思われます。

圧倒的に貯蓄が足りない!

そして迎えたライフプランナーさんに、自分たちの資産状況などを説明し、相談してみました。

ライフプランナーさんへの相談
  1. 低解約型終身保険に入るべきか
  2. 介護保険は入っておいたほうがいいのか

すると、ライフプランナーさんがまず衝撃の一言。

ライフプランナーさん
ライフプランナーさん

貯蓄が圧倒的に足りません!

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

ショックでした。自分の計画では、今の水準の生活を保ちながら繰上返済もできるよう計画を立てていたつもりでしたから…

しかし、私の計画には、親の介護費用は入っていなかったのです

そこでおもむろにライフプランナーさんが書き出したのは…

新・我が家の簡易ライフプラン表

新・我が家の簡易ライフプラン表。

名前が書いてないけれど、上から私の父、母、夫、私、それぞれの年齢と、健康寿命、平均余命などです。

これによると、父と母が介護が必要になりそうなのはここ20年。ここには書いてないけれど、愛犬たちもここ15年前後はお金がかかります。

ライフプランナーさん
ライフプランナーさん

ここ20年は手元に残しておくお金が絶対に必要です!

そうすると、1の低解約返戻金型終身保険には、入らないほうがいいとのこと。

私たちが勧められたのは、5年間払込のもの。5年たたずに解約すると解約返戻金はかなり少ない。しかし、ここ5年のうちに親の介護が始まる可能性はもちろんあります。

そうすると、リスクのほうが高いとのことでした。

また、2の介護保険も、入らないほうがいいとのこと。

細かい計算は忘れましたが、プランナーさんによると、介護保険はほとんどの場合、元が取れないと。

そもそも保険は、一つの目的のためにお金を積み立てるものです。

介護保険に入ってしまうと、介護のためにしかお金を使えない。そうすると、介護以外にお金が必要になったときに困りますよね。

例えば我が家の場合、介護の必要がなかったときは損をします。また、介護よりも自分たちや愛犬のためにお金が必要になった場合も困ります。

貯蓄(預金)は、複数のリスクに備えられるというメリットがあります

貯蓄(預金)が多ければ、保険に入るのもありだけど。貯蓄が多ければ保険に入る必要性は少なくなるはずだけど(笑)

そしてプランナーさんは、さらに…

貯蓄や保険商品のバランス

ランナーさん自身が考える、貯蓄や保険商品のバランスを書いてくれました。

このように、まず必要なのは貯蓄。それも、資産の半分近くは貯蓄が必要と。

それから保険、それでも余裕があれば投資信託などの投資をリスクの低い順にしていくのがいいと。

手元に十分な貯蓄がないままに、保険や投資に手を出すのは危ないことなんですね。

プランナーさんは、貯蓄が不十分ならば、繰上返済もしないほうがいいと

いろんなアドバイスをくださいました。

貯蓄を増やすには支出を抑える! そして収入をあげる!

そしてプランナーさんの最後のアドバイスは…

ライフプランナーさん
ライフプランナーさん

奥さんが収入を得ることを考えてみては!

衝撃の一言でした(笑)

以前に書いたように、私は病気がたくさんあって、働くのをあきらめていましたから…。

でもプランナーさんは、支出を減らす、つまり節約するのはつらいですよと。でも、収入を増やすのは楽しいですよ、と!

また、収入を増やすことで貯蓄額を底上げすれば、目先のお金だけでなく、老後資金も増えると。

それで私は、このブログを始めたんです(笑)

そんなわけで、私たちは外貨建ての低返戻金型終身保険を断りました。我が家の場合、今は保険で老後資金を増やすよりも、目先に必要になるかもしれないお金のために、収入と貯蓄を増やすという結論に至ったのです。

これは我が家の場合ですが、何かの参考にしていただければ幸いです。

最後に、今回お世話になりまくったライフプランナーさんのアドバイスをまとめておきます。

ライフプランナーさんのアドバイス
  • 貯蓄はライフマネープランの要!十分な貯蓄がないうちに保険や投資に手を出さない
  • 貯蓄を増やすには支出を減らすか、収入を増やす。収入を増やすのがおススメ!
  • 貯蓄を増やすことで、目先のお金だけでなく将来のお金にも備えられる

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