低血糖と疲れやすさに気を付けて 1型糖尿病とうつ持ちの出張型ペーパードライバー講習(お試し体験編)

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こんにちは、ぽちこです。
子どもの送り迎えや親が高齢などの理由で、自分が運転しなければいけなくなった。
でもペーパードライバー歴が長くて、しかも病気があるから、怖い…
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、1型糖尿病・うつのある私が、ペーパードライバー講習の1日目を受けた様子をレポートします!

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先生が来てくれる! 出張型ペーパードライバー講習

ペーパードライバー歴17年…それでも運転したい!

私はペーパードライバー歴17年。20歳で免許を取って以来ほぼ乗ってません(歳バレ笑)

今までは母と夫に運転してもらっていました。しかし母も70を過ぎ、そろそろ運転をやめるかどうか考え始める時期。

夫は仕事があるので、やはり家族にもう一人運転できる人が欲しい

それになにより、免許を取ったころの、運転する喜びを思い出したい!

でも私には病気がいくつもある。自宅の車の運転席に座ると不安になる。

そんな感じでためらうこと数年…

ついに、ペーパードライバーを脱却すべく、動き出しました!

出張型ペーパードライバー講習とは? メリット・デメリットは?

調べてみると、ペーパードライバー講習というのは、主に2種類の方法があるようです。

ペーパードライバー講習
  1. 自動車教習所でのペーパードライバーコース
  2. 出張型ペーパードライバー講習

出張型ペーパードライバー講習!? なんじゃそりゃ!初めて聞く言葉にびっくり。

なんと、プロの先生が自宅まで来て運転を教えてくれるというのです。

出張型ペーパードライバー講習のメリット
  • 自宅やその近くまで来てくれるので、教習所が遠かったり、通う時間が取れない人には向いてる
  • 自宅の車(マイカー)で、自分が普段、実際に走る道を運転できる
出張型ペーパードライバー講習のデメリット
  • いきなり路上を運転することになる(かなり怖い!)
  • 会ってみないと先生がどういう人なのかわからない(初めて会った先生といきなり路上講習をすることになる)

これだ!と思った私。疲れやすい私には、自宅まで来てもらえるのが何より嬉しい

それに体が小さいので、普通車を運転する自信がなく…。自宅の軽自動車で教えてもらえるならそのほうがいいと思いました

もちろん慣れるまでは補助ブレーキのついたスクールの車を使うので安心とのこと。

そこで、検索のいちばん上に出てきたスクールをチェック。2つ向こうの市でしたが、出張範囲内。(出張料は無料!

問い合わせ早々に病気のことをカミングアウト

問い合わせのメールでは、まず病気のことを打ち明けました。

病気に関する問い合わせ内容
  • インスリン治療をしているので運転中に低血糖になる可能性がある。そうならないようこまめに血糖値をはかりたい
  • 血糖値が下がりそうなときはブドウ糖のラムネを補食したい
  • 疲れやすい
  • 気圧や天候の変化で体調が悪くなるので、キャンセル規定を知りたい
低血糖とは?

血糖値が下がりすぎる状態。めまいや動機を伴うこともあり、すぐにブドウ糖を補わなければいけない。1型闘病病の人やインスリン治療をしている人が運転する時は常に低血糖に注意し、低血糖になる前に処置をしなければならない。

すると担当の先生から返事がありました。

先生からの回答
  • 講習中、ときどきコンビニなどに立ち寄って、血糖値測定やブドウ糖捕食をしてはどうか
  • スクールから遠いので、講習は2時間1コマで、それ以上は短くできない
  • キャンセルは本来前日まで可能だが、遠方で体調のこともあるので、当日朝9時までに

「病気がたくさんあるので無理!」とは言われませんでした!

コースは最長15時間まであり、さらに無制限コースもあるそうなのですが、とりあえず一度この先生の講習を受けてみることにしました。受講料は2時間12000円。

いきなり路上を運転でビビった!講習の様子は?

急ブレーキだけは絶対ダメ! ひたすらアクセルを踏む練習

自宅まで来てくれたI先生は、関西人らしい、マシンガントーク炸裂の女性。早々に言われたのが、「急ブレーキだけは絶対踏まないで」。

ほかのことは全部助けてあげられるけれど、急ブレーキだけは先生にも止められない。路上で踏んだら後続車にぶつかられてアウト

固く了解して、さっそく運転開始。

いきなり路上を運転することにかなりビビりつつも…I先生に言われるまま、なんと国道2号線まで出ちゃいましたΣ(゚Д゚)

それからは東へ、ひたすらまっすぐ!約ローカル3駅分

先生が言うには、実は大きい道路のほうが広くて歩行者なども少なく、運転しやすいのだそう。

急ブレーキこそ踏まなかったものの、前のバイクや横から侵入しそうになる車にビビってブレーキを少し踏んでしまう私。I先生はそれを指摘。

「危険を認識するのはいいけど、すぐにブレーキを踏むのはダメ。後ろの車がびっくりするし、車の流れを遮ってしまう」

アクセルの踏み具合もわからず、恐る恐る踏んでいた私。

「もっと踏んで。もっと踏み込んで」

I先生に言われるまま、アクセルのちょうどよい踏み方を徐々に覚えていきました。

確かに、広い道路をひたすらまっすぐ走ることで、反復練習ができる。おかげで私は、アクセルの踏み方に慣れてきました。

フロントガラスを見る! 常にふたつ前の信号を見る!

講習が始まってすぐのとき、少しカーブしている道で、なんと私は運転席側のリアピラー(車のボディと屋根を支える柱)の向こうをのぞき込んでしまったのです!対向車が怖くて見てしまったみたい…

基本はフロントガラスに映る範囲だけを見る。左にカーブしている道では街路樹のほうを、右にカーブしている道では中央分離帯を」

それから、視界が狭くなっていて反応が遅いことも指摘されました

「常に遠くを見るように。最低2つ前の信号を見る」

最低限の運転のコツを教えてくれる先生。しかしもちろん、それ以外はすべてI先生がサポート。ハンドル操作も助手席の先生が手を添えて助けてくれました。

低血糖とうつの影響は?

緊張のドキドキか、低血糖のドキドキかわからない!

30分ほど運転を続けていたころ、自分の動悸が少し激しくなってきたことに気付く私。でもそれが、運転で緊張してのドキドキなのか、低血糖でのドキドキなのかわからない!

先生に言うと、「じゃあ恋のドキドキもわからないね(笑)」と。(笑)

しかし笑ってる場合でもないので、2国をそれて左わきのコンビニへ。駐車は先生が助手席からやってくれました。

血糖値をはかると(正確には皮下グルコース値)、80㎎/dl。やはり少し下がってきていました。

慌ててブドウ糖補給。

そして、気が抜けたのか、急にドッと疲れを感じてきました。うつ特有の疲れやすさです。

「先生すみません。今日はこれ以上運転できそうにありません」

ということで、帰りは先生に交代。家まで送ってもらいました。

実際に私の様子を見て、スケジュールを組んでくれた先生

実際にたびたび血糖値を気にしたり、疲れやすいのを間近で見た先生は、体調管理の難しい私のことを肌で理解してくれたようです。

スクールから遠いので、1コマを1時間にしてあげたいがそれは難しい。頻度も月1~2回になりそうと前置きして。

「あなたの場合は体調と相談しながらやらないとダメ。2時間のうち1時間しか運転できなくてもいい。体調が悪ければキャンセルすればいい。ゆっくり構えて、『来年の春までにできるようになればいっかー』くらいの気持ちでやってみたらいいんじゃない?」

ふつう、こんな条件が悪ければ無理という先生も多いと思います。でも先生は、「急ブレーキを踏まないという約束を守れたから上出来。1時間も運転できたのはあなたにしてみたらすごいことよ」。そう言ってくださいました。

最初からできないと決めつけずに、相手のことをよく知り、どうやったらできるようになるのか道すじを示してくれるこれぞホンモノのプロ!

でもペーパー歴17年の人にいきなり国道を1時間も走らせるあたりは、かなりスパルタ?と思いましたけどね…(;^ω^)

教習所には断られたのに…出張講習の先生はプロ中のプロかも!

ちなみに、今回の講習の後、近くに50分1コマでペーパードライバー講習を受けられる自動車学校があったので、問い合わせてみました。しかし低血糖や疲れやすさのことを話すと断られてしまいました。かなりショックでした…。それだけ、私のような病気がたくさんある人間に運転を教えるのはリスクが大きいのだと思います。

それでも無理とは言わなかったI先生。17年ぶりの運転をほとんど全部サポートして、無事に返してくれた先生の技術。これが出張講習のレベルの高さなのか…!

それも当然なのかもしれません。教習の先生というのは、運転経験の少ない人の車に同乗するわけですから、いわば毎回命がけ。しかも出張講習ともなると、いきなり交通量の多い路上を走らせるのだから余計…

そんな中で教えるには、理屈や正しいことを言うだけでは無理。相手の癖や性格をよく見て、相手に合わせて教え方を変えなければならないのかも。相手を理解しようという気持ちが誰より強くなるのかもしれないと、先生と話していて思いました。

マシンガントーク炸裂で疲れはするけれど、病気のことやいろんなことを理解してくれる、懐の深さを感じるI先生でした。

出張講習の注意点と、運転時の低血糖の対処法

私はたまたまいい先生に出会えましたが、すべての出張型講習がいい先生ばかりとは限りません。自分なりに出張型ペーパードライバー講習の注意点を調べてみました。

出張型ペーパードライバー教習を探す時の注意点
  • 「教習指導員」や「技能指導員」の資格をもっているかどうかを調べる
  • ペーパー歴が長い人ほど、講習時間が長くとれるところを探す
  • ホームページを読み込み、疑問があれば問い合わせてみる
  • 先生と電話で直接話し、自分との相性を見る

しかしどれだけ気を付けてみても、ホームページや電話だけでは本当のところはわかりません。最後は勇気を出してやってみる!それしかないのかなと思います。

また、同じ1型糖尿病の人に、運転時の低血糖対策を聞いてみました。

低血糖の対処法
  • カフェオレをちびちび飲む
  • 基礎インスリンを下げる(インスリンポンプ使用者の場合)

運転のときは低血糖にならないように、少しだけ高い値をキープするのがいいそうです。

個人の経験談ですが、そのためにはカフェオレがちょうどいいらしいです(笑)

また、私のようなインスリンポンプ使用者は、運転の少し前から基礎インスリンを下げれば、血糖値を少し高い値をキープできるのではないかと思います

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